

源雅定 袖ふり給ふさま天童のくだりたる様にて
平安時代後期に活躍した公卿、源雅定は源雅実の次男として、父同様に楽には明るかったそうです。 幼時より舞楽に長じていたそうで、 康和3年(1101年)3月9日の白河院五十歳の賀の試楽における童舞で、 9歳にして『胡飲酒』を舞っています。 この時の様子は ...


『胡飲酒』を守った源雅実
源氏初の太政大臣まで昇進した源雅実(みなもと の まさざね)は、 堀河天皇の叔父として政界のみならず、楽の世界でも活躍をした人物です。 治暦3年10月に後冷泉天皇の御前で『胡飲酒』を舞い、御衣を賜ったことは後年長く語り伝えられたといいます。 ...