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琵琶の祖

  • 執筆者の写真: gagakuasia
    gagakuasia
  • 2015年2月5日
  • 読了時間: 1分

平安時代前期に活躍した楽人、藤原貞敏は 若い頃から音楽に精通し、鼓や琴などを好んで演奏していたといいます。 遣唐使として唐にわたり、琵琶の名手である簾承武に弟子入りしました。 短い期間(数ヶ月といわれる)で、曲を習得し、さらに数十曲の楽譜を授けられ、 帰国の折には楽器、そしてなんと師匠の娘を妻として連れ帰ったそうです。

この時の楽器が銘器として名高い、 「玄象」(げんじょう) 「青山」(せいざん) でいずれも仁明天皇の御物となり、大切に守られました。

もちろん奥さんも演奏には巧みだったようで、日本に箏を伝えたとも言われています。

また貞敏の父、藤原継彦も管絃に優れていたようですし、兄の藤原雄敏も琵琶の演奏を得意としていたようで、仁明天皇の酒宴 で琵琶を弾いたという記録が残っています。

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