

漱石、雅楽をみる
今年2016年は夏目漱石没後100年。 漱石の著作『行人』には主人公が雅楽鑑賞に赴くシーンが描かれています。実はこれは漱石の実体験をふまえたものでした。 漱石が雅楽を鑑賞したのは明治44年。 当時の雅楽の様子が日記に残されているので、漱石の目線からから少し探ってみましょう。...


海野勝珉の「蘭陵王置物」
以前、東京国立博物館で開催されていた、 「皇室の名宝展」から「蘭陵王置物」を紹介しました。 明治期を代表する彫金師・海野勝珉(うんの・しょうみん)(1844-1915)の作です。 この「蘭陵王置物」で第三回国内勧業博覧会で妙技一等賞を受賞しています。...