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雅楽講演会 第2シーズン

​里探サロンアーカイブ

雅楽講演会 第1回/第2回

里探サロン 「谷地舞楽に見る中央舞楽変遷①/②」  2009年6月29日/7月20日

 第1シーズンでも取り上げた地方舞楽の内容をさらに掘り下げ、数ある地方舞楽の中から「谷地舞楽」をクローズアップしました。

山形県寒河江市谷地では「「林家舞楽」が伝承されています。その昔、立石寺の開山にあたり慈覚大師が山形へ赴いた際に楽師を伴ったのがもとといわれています。
 その楽師が楽家である林家だったとされ、その後立石寺から県内の慈恩寺へとその活動の中心を移し、現在では林家が代々守る谷地八幡宮と慈恩寺にて舞楽を伝承、上演しています。
 中央舞楽とのかかわり、また谷地舞楽の独自性を考察しました。

第1回

雅楽講演会 第3回

里探サロン 『管絃演奏の今昔』~戦中の雅楽録音をヒントに~  2009年8月9日

 管絃演奏の変遷について皆さんと一緒に考えました。
 昨今一部の研究者たちの間では「現在の雅楽のスピードは遅くなっている」、「戦前の録音はもっとスピードが速かった」などの見解を示しています。

 今回は以下の3つの年代の音源を聞き比べました。
  ・2000年ごろの音源
  ・雅楽大系(雅楽紫絃会1961年)
  ・戦前の録音(宮内庁楽部1941年)

第3回
第4回

雅楽講演会 第4回

里探サロン 「装束に見る雅楽の正体」 2009年8月

 第1シーズンでも装束については取り上げていくつかの舞楽装束と面をご紹介したのですが、今回はご参加の方のリクエストにお答えする形でさらに詳しく取り上げました。

 蘭陵王の装束(袍)を始め、多くの舞楽装束についている紋「五つ木瓜」や変わった刺繍のついている
八仙(鯉)・林歌(ねずみ)・胡蝶(蝶)・迦陵頻(鳥)などの装束も映像、画像とともに紹介しました。

雅楽講演会 第5回

​里探サロン 雅楽の装束 ~装束師の技を知る~ 2009年11月1日

​ この日はサロン初、ゲスト講演者をお招きしての開催となりました。國吉装束店の國吉先生です。長年宮内庁楽部を始め、雅楽の舞台や皇室行事、神社祭事などで培われた技術と豊富なご経験を、お話そして着付実演にてたっぷり披露してくださいました。また今回着付実演をしていただきました。「人長舞装束」、「蛮絵装束」。

第5回

雅楽講演会 第6回

​里探サロン 「おんまつりの雅楽」 儀式の中の雅楽を知る   2009年12月6日

 今月は古来より毎年催行されている春日若宮おんまつりの歴史とそこで奉納される舞楽について雅楽の歴史や文化的意義の視点からお話しました。

第6回

雅楽講演会 第7回

​里探サロン 安倍季昌先生特別講演 2009年12月23日

 京都方楽家安倍家当主でいらっしゃる安倍季昌先生にご登壇いただき、代々続く楽家についてまた宮内庁式部職楽部でのお仕事についてなど、様々な貴重なお話を頂戴しました。

第7回
第8回

雅楽講演会 第8回

​里探サロン ひちりき『明治撰定譜』と安倍家の『篳篥譜』について 2010年3月7日

 以前も「安倍家の譜面」に関する内容を取り上げましたが、今回はさらに深く掘り下げたいという三田主席たっての希望で実現。現行の譜面(明治撰定譜)と比較しながら三田主席による実演を交えた形で行われ、壱越調「胡飲酒破」の吹き比べや明治撰定譜にはない盤渉調の「五常楽」などの曲を演奏。ほかでは聞くことのできない貴重な内容となりました。

雅楽講演会 第9回

​里探サロン 「宮中御神楽神事とアジア文化」~阿知女作法と其ノ駒をめぐって~ 2011年1月16日

 今回は昨年の8月に三田主席が韓国水原のシンポジウムで発表した内容をあわせてお送りしました。
「阿知女」って?「於介」って?こうした謎を解き明かしながら、日本文化の正体に迫りました。
 

 

第9回

雅楽講演会 第10回

​里探サロン  高麗楽舞楽のいろいろ 現代韓国における日本雅楽の受容 2011年2月27日

 近年韓国では日本雅楽に残る「高麗楽」の研究が盛んになりつつあります。
日本国内の資料のみでは不可能といえる外来楽曲の研究は、日本雅楽にとっても非常に重要です。

 韓国で「高麗楽」の研究が活発に行われることはとても喜ばしいことですね。
三田主席が関わる研究者によるものが大半ですが、今回のサロンではその中からいくつか紹介しました。

第10回
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