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​学校公演Q&A

学校に雅楽公演や出張授業をお考えの際に、よくいただくご質問を記載しています。ぜひ企画の参考になさってください。​こちらでは解決しない場合には、直接お問い合わせください。

Q.会場は劇場や音楽専用ホールに限られるのでしょうか?
A. 学校施設(体育館・多目的ホール・教室)などでも実施可能です。特に体育館や多目的ホールなどでは舞台をそのまま上演スペースとして利用することありますし、会場の広さや児童・生徒のみなさんから上演者までの距離や見え方、鑑賞者数などを勘案し、舞台ではなくフラットな位置に上演スペースを設営することも可能です。状況に応じてご相談の上、最善の方法をご提案いたします。
Q.開催校側で準備しておく機材などはあるのでしょうか?
A. 舞台装置、設営に必要な道具類は持参いたします。なお公演に際し、照明・音響器具などは基本的には用いませんので不要です。レクチャーコンサートの場合は、MC用にマイク(ワイヤレスなど)を1本、また、笙の演奏に必要な電熱器を使用するために電源コードをご用意いただきます。(いずれも通常の学校行事でご利用のもので全く問題ありません)
Q.会場準備(設営)には時間がかかるのでしょうか?前日からの準備が必要でしょうか?
A. 設営にかかる時間は舞台設営の方法にもよりますが、おおむね1時間から1時間30分程度あれば設置が可能です。1時間目など早い時間に上演を希望される際には前日の設営が必要となる場合がありますが、それ以降の時間帯であればほとんどの場合当日に設営が可能です。
Q.専用舞台を設営しないといけませんか?
A. 本来雅楽を上演する際には、専用の雅楽舞台を設営します。しかしこれには十分な舞台サイズおよび平台などの装置も必要となります。多くの学校公演では、学校内施設を利用しますので、条件が揃うことは難しいでしょう。
三田徳明雅樂研究會ではそれぞれの会場の環境にあわせ、よりよい舞台設営を行っております。具体的にご相談ください。
Q.「雅楽」は子供たちには難しいのではないでしょうか?
A. 雅楽の楽曲には能や歌舞伎のように舞台上で展開される物語や、演者によるセリフなどがありません。そのため、物語の背景を理解するための専門知識や独特のセリフを理解するための事前学習の必要はありません。
実際の鑑賞を通じて1300年以上にわたって日本に続いてきた音色や舞を全身で感じていただき、またそれらが日本だけではなくアジアの宝であること、そしてそれを保ち伝えてきた日本文化の奥深さ、素晴らしさを知っていただければと考えます。
人生におけるもっとも多感な時期に、「本物」に「実際に」触れていただく。このことがきっと子供たちの将来に化学変化をもたらす経験となることを願っています。
Q.鑑賞の対象学年は小学校の場合、やはり高学年以上でしょうか?
A. 雅楽の鑑賞法は、楽器の音色を味わい、舞楽を見てその動きを楽しむという非常にシンプルなものです。上記のとおり雅楽には他の伝統芸能にあるような鑑賞に必要な知識は不要ですので、大人も子供も同じように鑑賞することが可能です。これまでの学校公演でも、むしろ小学校低学年、さらには幼稚園児の方が全身で雅楽を感じ取り楽しんでくれることが多いと感じます。
Q.事前学習をどのようにしたらよいかわかりません。
A. 学校公演では演奏だけではなく、演奏者自身による解説を致しますので、基本的には事前学習なくご覧いただけます。ただやはり「雅楽とは?」「雅楽の楽器は?」と言った基礎知識などをあわせて学ぶことは、お子さんたちが本物の雅楽を有機的に捉えるために役立つでしょう。雅楽の資料もございますので、お気軽にご相談ください。
Q.鑑賞教室ではなく、音楽の授業で雅楽を教えていただけないでしょうか?
A. 授業の内容、ご担当の先生のお考えとあわせてご相談ください。演奏者の人数や演目などをアレンジ致します。
Q.鑑賞会の前にワークショップなどをしていただけませんか?
A. 実施可能です。雅楽器のワークショップの場合には、学校でお持ちではない場合には楽器の準備などが必要になります。舞楽のワークショップの場合には道具は不要です。詳細はご相談ください。
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