
ー神社で日本神話を学ぶ・はじめての『古事記』ー
古事記をよむ
神々の世界を通して古代日本を知る
月1回 土曜日または日曜日
時 間:17:00~
初穂料:2000円以上(※参加費に相当)
会 場:於玉稲荷神社社殿および1F研修室
(東京都葛飾区新小岩4-21-6)
次 回 第31回
2025年5月31日(土)18時~
※開催時間をご確認ください。
「古事記」最終回・完結へ
2022年8月より開始しました『古事記をよむ』もいよいよ最終回へ。
仁徳天皇は国民の困窮を知るや一定期間税の徴収を停めるなどよく国を納めたものの、一方では皇后と后たちの軋轢、謀反の鎮圧など数々の困難に直面しその治世は決して平和なものではありませんでした。それらを一つ一つ乗り越えるべく腐心を重ねたことがまさに「聖帝」と称される所以だったのかもしれません。今回はさらにその後の天皇たちの系譜を辿りながら、編纂当時の<現実世界>へと続く古事記の終幕を見届けたいと思います。

【テキスト】詳細はクリックしてご確認ください。
【今後の開催予定】詳しい日時が決まり次第ご案内致します。
6月29日(土)特別編「夏越の大祓」
7月 古事記をよむⅡ(上巻より再び始動致します)

古事記をよむ
日本最古の神話・歴史書「古事記」。
GHQの占領以降、新生日本では「荒唐無稽な作り話」として意図的に触れられずに来ました。しかしそれが8世紀の日本人の持っていた宇宙観・世界観を伺い知ることの出来る稀有な書物であり、日本伝統文化の淵源を訪ねる上で欠かせないものであることは紛れもない事実でしょう。
今回、古事記を読んだことのない方にも分かりやすく、その世界観を読み解く機会が欲しいと言う声を受け、毎月一度のペースで〈古事記を読む会〉を開催することになりました。
ご興味のある方は是非ご参加ください。

ご案内:三田徳明 みた・のりあき
於玉稲荷神社・八劔神社禰宜。
学習院大学文学部国文学科卒・同大学院人文科学研究科日本語日本文学専攻博士前期課程修了。
専攻である古事記を国語学・比較文化の視点を取り入れながら読む。また9歳よりはじめた雅楽の伝承・普及、研究活動を展開する「三田徳明雅樂研究会」を主宰。
